【フランス・ナントにあるグランゼコール】Audencia(オーデンシア)ってどんな学校?

MBA à l'étranger/MBA留学

2024年9月から1年間、Audenciaのマスター(MBA)留学をしているmiho(@miho24_s)です。

今回は進学先のAudenciaについて紹介したいと思います!

Miho
数年に一人日本人が入学するかどうかの学校だったので、情報探しに苦労しました!
Audenciaに進学(留学)される方だけでなく、進学先の候補として知っていただければとても嬉しいです。

Audenciaとは?

フランスの西部、ロワール川に位置するナントという街にあるAudencia(オーデンシア)。
ナントは第5都市で、程よく都会、程よく田舎(自然がすぐそばにある)という街で、初めて留学生活を送るには非常に環境の良い場所。
パリからはTGVで約2時間半ほどなので、平日はパリで働き、週末はナントで暮らすという方も少なくありません。

Audenciaは1900年に設立され、120年以上の歴史を持つ伝統的なビジネススクール(グランゼコール)。
フランスでもトップ10に必ず入るなど、著名な学校でもあります。
AMBA、EQUIS、AACSBの3つの主要な国際認証を取得しており、世界のビジネススクールの中で上位1%に位置付けられています。

現在(2024年現在)、約90か国から7,800人の学生が在籍しており、多様性に富んだ国際的な環境が特徴です。フランス人の学生はとても流暢に英語を話し、またクラブ活動や学校対抗戦など、アクティビティもたくさんあるため、フランスにいながらアメリカの学校のような活気があります!

学士号、修士号、専門職修士号、MBA、博士号、エグゼクティブ教育コースなど、把握しきれないほど多くのプログラムが提供されています。

キャンパスは3つ

キャンパスは合わせて3つあります。

Atlantic Campus(アトランティック キャンパス)
Audenciaの中核を担うキャンパス。MBAを含む修士学生や、学部の2年目以降の生徒がメインで使用するキャンパスです。講演会や就職フェアーなどのイベントも基本、アトランティックキャンパスで行われます。
また、近くにナント大学やCentral Ecoleがあるため、交流することも可能で、ちょっとした学生街になっています。
MBAに進学すると基本的にこのキャンパスで学生生活を送ることになります。

修士のクラスが行われるフロアにあるコミュニティスペース。

Media Campus(メディア キャンパス)
主にコミュニケーション系の学部に進学した生徒がメインで使用するキャンパスです。
コミュニケーションを司っているだけあり、Podcastなどを収録できるスタジオを完備したり、卓球台などゲームを行える場所、ピアノなど自由に楽器を弾けるエリアなど、最も近代的で新しいアイディアが生まれそうな空間になっています。

City Campus(シティ キャンパス)
主に学部1年生が共通科目を履修するためのキャンパスです。
ビルのようなキャンパスなので、学生生活を送っている!と言う印象を持たないキャンパスになっています。

Audencia=サステナビリティに特化した学校!

Audenciaの特徴はなんと言っても「サステナビリティに特化したカリキュラムが豊富」であることです!

特徴的なのはGaïa(ガイア)と呼ばれるプロジェクト。Gaïa(ガイア)は、環境と社会の持続可能性に焦点を当てた教育機関であり、個人や組織、社会全体のエコロジカルおよび社会的転換を促進することを目指しています。

Audenciaの全ての学生が参加可能ですが、特に初年度の学生(M1)向けに設計されています。1学期のみの集中プログラムで、学生が持続可能で包括的なビジネスモデル、製品、サービスを開発するための知識とスキルを習得し、複雑な世界で効果的に活動できるマネージャーを育成することを目的としています。

学校で行われたクリスマスマーケット。
収益はすべて、慈善団体などに寄付。商品もすべてトレーサビリティやサステナ商品のみ。

Miho
MBAプログラムに参加すると、必須の授業と合わせて、short electiveとelectiveコースでGaïaの授業を受けることができます!(いずれも卒業に必要な単位となります)
また、定期的に行動ではセミナーや講演会が行われており、サステナビリティに触れる機会が多くあります。
さらに、すべての科目にサステナビリティの要素を含む授業が必須化されており(例えば、economicsとサステナビリティ、Accountingとサステナビリティなど)、エコロジカルおよび社会的転換の課題に取り組むリーダーを育成する覚悟を感じられますよ!

学校の施設やサービスについて

主にメインのキャンパスであるAtlantic Campusについて紹介します!
学生が使用できる施設は以下の通りです。

  • 体育館・ジム
  • 図書館
  • カフェテリア
  • 就職支援センター
  • 就職支援ツール
  • 卒業生のネットワーキング
  • 学生団体のルーム
  • 無料wifi(学校内)
  • 200枚まで印刷可能なコピーサービス

一通り必要なサービスを受けられるといった印象です。カフェテリアはあまり広くないため、お昼休み中は混雑しすぎるのが若干難点です。

体育館とジム。生徒は自由に使用することができる。
図書館。2階建てで多くの学生が朝早くから夜遅くまで勉強ている。
グループワーク可能な個室も完備。

Audenciaに向いている人

Audenciaへの進学に向いている人はこのような人たちだと感じます。

  1. 自身で行動できる人
    残念ながら学校のサポートは必要最低限です。特に他学部や他コースの人と交流する機会はほとんどありません。なので、他学部とも交友関係を広げたい、フランス人の友人を作りたいと言う場合、自身でネットワーキングできる人や情報を取りに行ける人でないと非常に難しい環境です。
  2. サステナビリティに興味がある人
    どの授業もサステナビリティ関係のコースが必須で、また多くの学生のマインドセットもサステナビリティに強く影響を受けています。
    詳しく知らなくても学びたいというマインドが強い人の方がより楽しい学校生活を送ることができると思います。
  3. 自身でモチベーション維持できる人
    MBAのクラスには様々な目的で入学しているため、モチベーションのムラがあります。こういった部分は学校でケアされないため、律することができる人でないと、精神的に参っている人もちらほらいました。
  4. フランス語ができる、もしくはフランス語を頑張りたいと意気込める人
    Audenciaに入学している人たちは英語が得意な人ばかりですが、やはりフランスのコミュニティが強いため、フランス語の使用頻度が多いです。
    Audenciaのクラブ活動に参加していますが、基本はフランス語でやりとりするため、フランス語をほぼ話せないMBAのクラスメイトは参加できていません。
    また、イベントの中にはフランス語で行われるものも多いため、英語で受講できるイベントや授業が限られてしまいます。

Audenciaへの進学を検討してみてください!

「サステナビリティと利益は両立することができるのか?」と言う自身の疑問に対してアイディアや答えを見つけるため、Audenciaに進学しました。

すべてが完璧!という学校ではありませんが、日々たくさんの学びがあり、充実した留学生活を送っています。
ぜひ、Audenciaへの留学も視野に入れてみてください!