【番外編 その②】フランス長期学生ビザ 第三者が保証人となる場合の経済証明書(保証書のダウンロード付き!)

MBA à l'étranger/MBA留学

人生2度目のフランス留学を送っているmiho(@miho24_s)です。

フランスの長期学生ビザを申請する場合、必要書類に「経済証明」というものがあります。
この経済証明、留学資金が十分にあることを示すもので、大使館のサイトから必要書類をチェックすると以下のように書かれています。

私費留学生が十分な経済状況を証明するためには、以下の二つの方法が考えられます。

  1. 留学者名義の口座で経済証明を行う場合
    1か月以内に発行された英文、またはフランス語の銀行残高証明書(自分名義の口座)

    ※1か月あたり最低615€ x 滞在予定ヶ月が必要。
  2. 両親名義の口座など、第三者が保証人となる場合
    ・保証人の経済証明書(1か月以内に発行された英文、またはフランス語の銀行残高証明書)
    ・保証書
    ・保証人のサインがされて身分証明書のコピー

私の場合、教育ローンを借りていたため、第三者が保証人となる場合で経済状況を証明しました。
その場合、第三者から「留学中の学費などの金銭面サポートを行います」という宣誓書に近い保証書を提出する必要があるのですが、「保証書とはなんぞや?!」となり、ググってもあまり出てこない。
そこで、この宣誓書(保証書)についてご紹介します。

正式な形式が公表されていない保証書

保証人が、留学する人に対してどのような立場で保証人となり、資金を提供するのかを示す書類です。Campus Franceなどではフォーマットの提供がされていないので、自身で準備する必要があります。


Googleさんなどで「Engagement sur l’honneur de prise en charge financier」と検索するとフォーマット例がいくつか表示されるものの、日本の申請に100%則ったものが少ないのが現状。

そこで、実際に使用して問題なくビザの許可が降りているフォーマットを公開します!

\フォーマットのダウンロードはこちら/

記入方法

記入方法は以下になります。

記入の際の注意点

日付の書き方は、日/月/年 です。

「保証人の住所」は、(マンション名)、番地、町名、市名、県名、郵便番号、Japonの順番で記入します。

「続柄」は、留学者と保証人の関係を記入します。
保証人が父親であれば「père」、母親であれば「mère」と書きます。

一番右下のサインは保証人が直筆で記入してください。
「Lieu et date」には、記入した場所と日付を記入します。
例えば、「2024年11月4日に大阪でサインした」場合、
Fait à Osaka le 4 novembre 2024
と記入します。

「Signature」はサインになります。私は父に頼んだのですが、漢字で記入しました。

終わりに

詳細がなかなか見つからないビザ申請ですが、誰かの役に立てれば非常に嬉しいです!