【フランス語中級者向け】1jour1actuを使ってフランス語力を底上げしよう!

Language/語学
Miho
スキマ時間にサックとフランス語を勉強しながらフランス語力を維持できているのは「1jour1actu」のおかげです!

フランス留学時代にホームステイ先の家族から教えてもらった1jour1actu
無料でこんなに使えていいの?と思うほど、充実しているサイトです。

次のステップとしてフランスのラジオやテレビに挑戦したい!と思っていてもハードルが高いと思っている方、挑戦したものの挫折した方など、フランス語中級者になったけれどフランス語を維持する方法に迷っている皆さんにこの1jour1actuサイトを使った勉強方法をご紹介したいと思います。

1jour 1actuとは?

専門のジャーナリストたちが大人向けに書いたニュースを分かりやすく解説するメディアです。
週刊誌や特別雑誌、Podcastなどを提供していて、推奨年齢は8歳以上となっています。

サイトではActus、Vidéos、Podcasts、Jeuxの4つのコンテンツがあります。

なぜ1jour 1actuがおすすめなのか?

  1. 子供向けメディアなので、使用している単語が容易である
    →語学習得の近道は「継続する」こと。意気込んでTV5MondeやFigaloについつい挑戦しがちですが、ほとんど理解できず、やる気が下がってしまうこともしばしば。
    1jour1actuは中級者であれば、8割理解ができる単語と内容になっているので、続けやすいフランスメディアです。
  2. フランス語でフランスの文化や歴史、現状を知ることができる
    →DELF B2からフランスの文化や歴史、現状を知らないと解けない問題が多くなります。
    1jour1actuなら、最新の現地情報をフランス語で学ぶことができるので、リスニングや読解力を鍛えながら現地の今も知ることができます。
  3. 飽きさせない工夫がいっぱい
    →クイズがあったり、可愛いビデオが用意されていたり、飽きさせない工夫がいっぱいのサイトになっています。
    会員登録をすると意見も書き込むことができ、10代の本音を知ることができるのも魅力の一つ。

1jour 1actuのvidéosを使い倒せ!

1jour1actuのコンテンツの中で特に私が毎日シャドーイングで使用しているおすすめコンテンツ、vidéosをどのように使っているかご紹介したいと思います。

「vidéos」をクリックすると、7つのカテゴリーに分かれています。
カテゴリーの中から興味があるビデオをまずは選びましょう。
DELF/DALFの試験前は対策としてフランスの文化や歴史、価値観なども知ることができる、Vidéos FranceやVidéos Cultureから選んでいました。

Miho流、vidéosの使い方

  • どのくらい聞き取れるか、スクリプトや映像を見ないで再生する
    →3回以内に意味を理解できるよう、挑戦してみましょう。
  • 次に映像を見た状態で再生する
    →3回以内で意味を理解できた方は本当にあっているかどうか、こちらで答え合わせをしてみましょう。
    意味が理解できなかった方は、映像があることで理解を補うことで分からなかった部分も分かるようになってきます。こちらも3回以内に意味を理解できるよう、挑戦してみましょう。
  • スクリプトを見ながら、再生する
    →スクリプトで音声を追いながら、理解を固めていきます。
  • スクリプト内で分からなかった単語や表現をピックアップし、調べる
    →全体の意味を掴む意味ではDeepLといった翻訳機にかけることも有効です。
    8割以上、意味が理解できない原因は「音が聞き取れていない」、もしくは「単語を音で把握できていない」ことが根本理由ですので、自動翻訳に任せず、丁寧に意味を調べることもフランス語を伸ばす重要な勉強となります。
  • オーバーラッピングを行う
    →流れる音声と同時に発音する方法です。これを20回繰り返します。(最低でも10回)
    その際にリエゾンやアンシェヌマン、エリジオン(母音の連続を避けるための音の変化)を意識しながら発音すると、DELF/DALF対策で高得点を得ることができるようになってきます。
    また、ただ発音するだけでなく頭で文章をイメージしながらオーバーラッピングを行うことも重要です。
  • シャドーイングを行う
    →オーバーラッピングに慣れてきたら、スクリプトを見ないで音を聞いて発音する方法に挑戦してみましょう。
  • 再度、スクリプトを見ないで音声を聞く
    →ここまでくると最初の時よりすっと音が聞き取れるようになっていることを実感できます。

上級編

3回以内に内容が8割以上理解できる方は、ディクテーションにチャレンジしてみましょう。

前述した通り、DELF B2以上になると、フランスの時事問題や社会問題が出題されることが多くなり、語学力だけでは試験合格が難しくなります。
口頭問題や読解問題を解くための知識を吸収するため、「記事をフランス語で要約する」、「考えられる質問とその答えを考える」といったことを試験前には実施していました。

まとめ

無料で提供されている1jour 1actuは仏語力維持にも、息抜きの勉強としても最強の教材だと思っています。
中級以上の優良なフランス語教材が少なくなることから、フランス語でフランス語を学ぶことに慣れていくきっかけ作りに活用してみてはいかがでしょうか。