【日本政策金融公庫だけじゃない!】海外留学向け銀行教育ローンまとめ

MBA à l'étranger/MBA留学

奨学金や教育ローンで留学資金を賄っているmiho(@miho24_s)です。

この円安の中、ますます厳しくなっている海外留学。まずは奨学金取得を目指すべきですが、社会人留学生にとって年齢制限がネックとなり、ほとんど応募できない奨学金もたくさんあります。

Miho
海外留学を決めたのが31歳の時だったので、そもそも年齢制限に引っかかって応募できない奨学金がたくさんありました。

そこで次に候補として出てくるのが教育ローン
今回は海外留学向け銀行教育ローンを紹介したいと思います!

独身者が一番不利になる?

日本における銀行の教育ローンは基本的に「親が子供のために借りるもの」になります。

よって、30歳以上になっていると両親が退職していたり、非正規雇用だったり、借りる条件に当てはまらないことが多くあります。また、条件を満たしていても、借主の年齢によって融資がおりないことも多々あります。

海外留学を決意した際の私の状況はまさしく、「本当に融資されるの?」といった崖っぷちでした。

  • 31歳、独身
  • 父は正規雇用として働いているものの、教育ローン申請時には65歳以上。母はパート勤めなので、借主になれない
  • 海外在住で頼れる人がいない(例えば、留学先のフランスでは、ヨーロッパ在住の保証人がいれば、フランス国籍でなくてもフランスの銀行から教育ローンを借りることができます)

そこで、教育ローンを借りる手立てとして、①本人が借主になれる教育ローンを利用する、②姉妹や叔父・叔母など、2親等以内が借主になれる教育ローンを利用する、この二つの軸で申請を行うことを考えました。

Miho
最終的には日本政策金融公庫(借主は父)と日本の銀行(借主は姉)のダブルで教育ローンを組みました!
その後、奨学金が決まったりしましたが、念の為、教育ローンを契約したままにしています。

どの教育ローンを申請するべきか

どの教育ローンを申請するかは「金利」や「返済方法」などで検討しました。

  1. 日本政策金融公庫
    まずは絶対に、政策金融公庫さんから申請をすべきです。圧倒的に金利が安いので、教育ローンを借りると決めた場合、こちらから申請した方が良いでしょう。
    ただし、所得制限があるため、注意が必要です。
  2. 日本の銀行の教育ローン
    次に日本の銀行の教育ローンを検討します。日本政策金融公庫に比べると、金利は高いですが、それでも海外の教育ローンを借りるよりかは金利がまだ安い方です。
  3. 海外の銀行の教育ローン
    最後の手段として、海外の銀行や組織の教育ローンを検討します。円安の中、外貨で借りられるのは非常にメリットですが、金利が高い上、返済の際は外貨になることに注意しましょう。
Miho
MBA留学をしている多くの方は実家が太い、元々年収の良い企業で働いていたなど、うらやましく思う部分もありますが、奨学金や教育ローンを工面して、贅沢もせずに勉強する方々も実はクラスに一定数います。
私もお金の面で何度も諦めそうになりましたが、お金を理由に諦めるのは勿体無いと思います。

留学者本人が借主になって教育ローンを利用する方法

日本における教育ローンで「本人が借主になって教育ローンを利用する」場合、「ある程度の収入」が必要になります。よって、私を含めた私費留学者は退職するので、利用できる日本の銀行の教育ローンは現状、ありません。

しかし、海外、特にアメリカやインドではMBA留学は非常にポピュラーなので、本人が借主になって教育ローンを利用することができます。卒業後、半年後から返済開始や就職が決まってから返済を開始できるなど、柔軟に対応してくれるローンが多くあります。

欧州の学校でも利用できるものは以下のものがあります。

Prodigy Finance

欧州地域のすべてのビジネススクールではないものの、いくつかの学校で利用できるProdigyは、海外留学生の中で有名なものだと思います。

進学する学校によって借りられる金額が変わってきますが、prodigyで教育ローンを借りた後、prodigyが直接、学校に支払いをするので、為替や送金手数料を気にしなくて良いシステムになっています。
また、在学中は利子の支払いが発生するものの、返済は卒業後、6ヶ月後から支払い開始になる点も魅力と言えます。

デメリットとしては日本の銀行で借りるよりも金利がとても高いのと、日本円での返済はできない点が挙げられます。

Miho
日本の銀行から借りられなかったら、最終手段としてprodigyを利用しようと思っていました。また、こちらを利用して留学している生徒たちもたくさんいます。

MBA for Women Foundation

こちらは女性限定ですが、留学者本人が契約できるローンです。

HPには、ETH ZurichやIEなど、特定の欧州のビジネススクールにしか奨学金やローンを提供しないと記載されていたのですが、2024年6月ごろに問い合わせをすると、申請することができました。(結局は利用しませんでした。)

問い合わせした際のローン条件は以下の通りでした。
2024年6月の情報ですので、詳しくは直接、財団に問い合わせください。

  • ローンは卒業後2年以内に返済必要
  • 年率1%に加えて、ローン金額を生命保険で保証するため、その費用としてCHF 200/年が利息に加算
  • 最大貸付金額はCHF 20,000

2親等以内が借主になれる日本の銀行の教育ローン

ここからは独身でも、兄弟姉妹や叔父叔母など2親等以内の方が借主になれる日本の銀行を紹介します。

すべての情報は2024年6~7月時点の情報のため、必ず直接、問い合わせください。

肥後銀行 

本人、もしくは2親等以内の家族であれば、申し込むことができます。
本人の場合は、「安定と継続した収入がある方」になるため、退職する私費留学生は該当しません。

融資額は1万円単位で10万〜1,000万円まで申請可能です。
変動金利で在籍中は金利のみの支払いが可能です。
ネットで申し込みはできるものの、契約の際には銀行に直接、訪問する必要があります。

Miho
姉に借主となってもらい、こちらの銀行の教育ローンを借りました。
当時、姉は妊娠中でしたが、特に借りるための条件にはならず、また申し込みから1ヶ月もかからずに契約が完了しました。

ろうきん(労働金庫)

どのろうきんから教育ローンを借りるかによって条件は変わってきますが(例えば、借主が中央労金の場合、自宅や勤務先が茨城や栃木など、事業エリア内である方など)、こちらも条件を満たせば2親等以内の家族から申し込むことができます。

在学中は利息のみの支払いが選択できるなど、他の銀行からの借り入れとほぼ同じ条件ですが、団体会員や生協会員以外は固定金利のみなど、いくつか労金ならではの条件があったりします。

まずはお住まいのろうきんのHPや窓口で相談してみてください。

巣鴨信用金庫

問い合わせをした際、「姉妹兄弟」が借主になって申請することができるとの回答をいただきました。

融資額は1万円単位で10万〜1,000万円まで申請可能です。
しかし、申請者の方が「当金庫の営業地域内に住所または事業所を有する個人の方並びに営業地区内の事業所に勤務する個人の方」との条件があるため、注意が必要です。

筆者は「日本政策金融公庫+日本の銀行から」で海外大学院に進学!

学校と他団体からの奨学金を獲得できたのですが、受給の結果通知を受け取るのが遅かったため、日本政策金融公庫と日本の銀行で教育ローンを組みました!

海外大学院に進学すると、貯蓄(どれだけお金を使えるかどうか)が心の安定剤になります。そのため、教育ローンは借りたままにしました。

お金で海外大学院の進学を諦めるのはまだ早い!

奨学金や教育ローンを手にするまでは、留学時期を延期するか、諦めないといけない状態でした。

海外MBA留学は一部の裕福な人たちが進学するプログラムであるように思いがちですが(私もその一人でした)、学びたいという意欲と入学条件を満たした人はどんな経済状況であっても進学できるべきだと思っています。

少しでもこの投稿で学びたい意欲はあるが、金銭面で悩みを抱えている人の役に立てると幸いです!