【フランス留学】パリだけじゃない!南仏留学のススメ

Language/語学
Miho
フランス留学と言えば、「パリ」が王道ですが、あえて留学先を南仏に選びました。
本当に南仏留学で良かったと思っているMihoです。

日本では「フランス留学=パリ」とイメージする人は少なくありません。
私もよく「パリはどうでしたか?」と聞かれることが多々あり、
心の中で「フランスはパリだけじゃない!!!」と叫んでしまうほどです。
エージェントさんにもパリをお勧めされたのですが、あえて南仏を選びました。
結果、南仏を選んでなければ今のキャリアは築けていなかったほど、留学先として大満足でした。

そこで今回は、フランス留学先を検討している方やフランス留学に興味があるけれどどうなのかなと思う方に魅力をご紹介したいと思います。

そもそも南仏とは?

なんとなく聞いたことがあるけれど、南仏ってどのあたりを指しているか分からない。
という方も多いと思います。
私も留学するまで、「南仏=フランスの南のあたり、地中海周辺?」なんて思っていました。
正確には西のボルドー、東のヴァランスを結ぶ北緯45度線より南に位置する部分が南仏になります。(赤く塗られている部分)


実は地図で結んで見ると非常に大きいので、南仏と呼ばれる地域の中でも特色がかなりあります。

私が南仏留学をオススメする理由

  1. レストランやカフェなど、日常的にフランス語に触れられること
    観光客がたくさん押し寄せるパリは悲しいことに基本的に英語で話しかけられます。
    パリ留学をした方でただパリという土地に住めたというだけで、結局フランス語の上達にならなかったという人もいるとちらほら聞きます。
    南仏も観光地はありますが、ほぼ間違いなく最初はフランス語で話しかけられます。
    (反応悪ければ、英語に切り替えてくれる人も!)
    というのもパリに比べ「英語が苦手!」という人も多く、
    フランスに居るのだからフランス語で話してねと思って居る人がかなりの確率でいらっしゃいます。
    英語が苦手なことも相まって、容赦ない早さで話しかけられますが、今となっては良い練習になったなと思っています。
  1. とにかく天気が良い
    マルセイユ、エクサンプロバンスという都市に住んでいましたが、記憶にないくらい雨の日が本当にないです。
    日本から折りたたみ傘を持ち込んでいましたが、結局、使わず留学が終わったので、
    折りたたみ傘に感動したドイツ人にプレゼントしたくらい。
    パリのどんよりした天気と留学のストレスで精神的におかしくなる人もいる中、
    冬でも太陽が降り注ぎ、20度近くになる日もあり、健康的に留学生活を終えることができました。
  1. 物価が安い
    パリに比べ、物価が安いことも魅力的。
    アパート、レストラン、カフェetc、パリに比べ比較的抑えられます。
    パリは地方都市と比べ、平均約8%も高いんだとか。参考文献▽
    [ETUDE] LES DIFFÉRENCES DE PRIX ENTRE RÉGION PARISIENNE ET PROVINCE
  1. チャンスがたくさんやってくる
    南仏にも日本人学生はいるものの、やはりパリと比べれば圧倒的に少ない。
    ゆえにチャンスが比較的、巡ってきやすい。
    「大使館でのアルバイト」や「日本語を勉強したい高校生のチューター」など、
    南仏にいたからこそ得ることができたチャンスの一つでした。
  1. 少し足を伸ばせば、バカンス気分を味わえる
    地中海に面していることや著名な画家が愛しブドウやオリーブ、ラベンダーが有名な「プロヴァンス地方」もあることから、気分転換をしたいときに有名な観光地へ足を運んでいました。
    パリよりも近く、安く(学生でなくても)アクセスでき、自然と共存している場所も多いため、日帰りで色々なところを訪れていました。

まとめ

何よりも人柄が良く穏やかな方が多いので、伸び伸びと留学生活を送ることができる南仏生活は
本当にオススメしたい留学先です。

フランス留学を検討する際は「南仏」も候補先の一つに入れてみてはいかがでしょうか。