フランス・ナントで大学院生活を送っているmiho(@miho24_s)です。
学校から少し離れたところに住んでいるので、公共交通機関を毎日、通学に使用しています。
ナントの公共交通機関は通称、「Naolib(ナオリブ)」と呼ばれ、本当に便利な公共交通機関だなと思っています。
このNaolibは回数チケットを販売しているのですが、数ヶ月滞在する場合は定期券を作成することをオススメします。
そこで今回は、Naolibの定期券の作成方法についてご紹介します。
ナントに旅行に来た皆様はこちらの記事を参考にしてください!
申請書を入手しよう
まずは申請書を入手します。
ナントの中心地である「Commerce」のすぐそばにあります。
受付に「Je voudrais faire un abonnement, pouvez-vous me donner le formulaire ?(定期券を作りたいので、申請書をくれませんか?」と聞くと、申請書をくれます。
年齢によって割引率が違うので、年齢を聞かれます。2024年10月27日現在はこのような割引率です。
- 12歳以下…13.40€/月
- 18歳以下…23.10€/月
- 26歳以下…24.50€/月
- 26歳以上…53.90€/月
- 60歳以上…29.80€/月
しかし!、Illimité(無制限)を申請すれば、2ヶ月間無料というお得なキャンペーンが付いてきます。
また、1ヶ月定期券もあるのですが、26歳以上の場合「62€/月」という高めな設定なので、2ヶ月以上なんとに滞在する方は無制限の申請をした方が断然お得です。
申請書を記入する
申請書は束になっており、1枚目(表紙)が個人情報を記入する申請書、2枚目が引き落としに利用する銀行口座の情報を記入、3枚目以降は注意事項などが書かれた4枚綴りになっています。
記入内容は以下になります。
- Mme(女性) か M.(男性)を選択
- Nom d’usage…公的に使用を認められた苗字を記載
- Prénom…名前を記載
- Né le…出生日(日/月/年の順番)を記載
- Adresse…住所を記載
- Code Postal…郵便番号を記載
- Ville…住んでいる街の名前を記載
- E-mail…情報を受け取りたいEメールアドレスを記載
- Téléphone…固定の電話番号を記載
- Portable…携帯電話番号を記載
毎月15日までに申し込むと翌月から使用できるように記載した住所にカードが届きます。
カードの使用開始時期を記入し、また今まで一度も申し込んだことがない場合、「Non」にチェックを入れます。
一番下は、サインをした場所(ナント)と日付とサインを入れます。
2枚目に引き落とすための銀行情報を記入する箇所があるので、記入していきます。
必要な書類を揃える
申し込み用紙と一緒に必要な書類がいくつかあります。
- RIB
フランスの銀行口座を開設した場合、「RIB(リブ)」と呼ばれる口座情報が記載されたものが発行されるので、印刷して持っていきましょう。 - 身分証明書(パスポート)
本人確認で必要になります。その場で確認し、向こうがコピーを取るのでコピーを持っていく必要はありません。 - 45 x 35 mmの顔写真
フランスの学生ビザを取得する際に撮った証明写真(背景は白)を持ってきていたので、それを使用しました。
窓口で申請する
必要な書類とともに窓口で申請を行います。
記入した用紙は念の為、写真を撮っておくと良いかもしれません。
(フランスの手続きは申込用紙を無くされるなど、常に不安が付き纏うので、少しでも排除した方が良いです。)
過不足なければ、ものの5分で申請が完了します。
「あなたの家に届くわよ〜」と何の引換用紙も渡されず終わったので、若干不安が残りました…
カードを受け取る
20日過ぎにポストに投函され、無事にカードを作ることができました。
トラムやバスなど公共交通機関に乗るたびに、車内にある有効確認機械にかざせば、OKです!
定期券を持って色々なところに出かけよう!
学校の行き帰りだけでなく、夜に出かけたりする際に何回も使用できるので、本当にお得で貧乏学生にとっては助かっています。
ぜひ、2ヶ月以上ナントに滞在する方はこちらを申請してみてください!
しかし、学割が残念ながらないため、貧乏学生ですがきっちりと高額料金を払っています泣