友人たちが旅行を考えている！と聞けば、いつも西アフリカ地域の魅力を広報をしているものの、
アフリカって聞くだけで怖そう！
ケニアや南アフリカと違って日本から行きづらそう！
という声が聞こえてきます。
そこで、「西アフリカ地域に渡航してみたいけれど、どの国に行けばいいか分からない」という方に
とっておきの国を今回、ご紹介します。
初心者にオススメの西アフリカ地域の国とは
私が初心者にオススメする最初に訪れるべき国は・・・・・セネガルです！
私自身も2013年に初めて訪れたアフリカの国はセネガルでした。
セネガルに訪れる前、途上国と言われる国の滞在経験はカンボジアだけ。
セネガルを訪れる前、インターネットで情報を探していましたが、ほとんどセネガルの情報を入手できず、
情報がないからこそ、逆に怖いという印象がありませんでした。
現在は日本人が経営する宿があったり、フランスから行きやすいということで、
私が訪れた当時よりも訪問する日本人が増えている印象があります。
また、目覚ましい発展をとげているので、都市部だけの観光であれば、東京や大阪といった都市部と変わらない感じです。
ただ、まだまだ日本語で入手できる情報が少ない！ということで、セネガルが初心者にオススメな理由をご紹介。
西アフリカ旅初心者にセネガルがうってつけの理由
1. 比較的、安全な国である
独立以降、内戦が起きておらず、大統領選やサッカーの大きな試合があったときに暴動が起き、たまに死者が出るだけで、他の西アフリカ各国と比べ穏やかな国です。
文化を愛し寛容な国民性と言われているだけあり、穏やかな方々が多い印象。
セネガルで現地大学生を経験していますが、
フランスにいた頃と同じぐらいの注意をすれば（夜間、一人で出歩かないなど）
特に大きな犯罪にもトラブルに巻き込まれませんでした。
2. ご飯が美味しい
先にお伝えしますが、セネガルを訪れると必ず太ります！！！
というほど、ご飯が美味しい国です。
というのもセネガル人の主食は「お米」、日本人と一緒なのです。
私が一番大好きなセネ飯（セネガル飯）はチェブジェン（お魚のピラフ）。
セネガル人が最も愛すると言われる料理です。
暑い中でこのチェブジェンとビールを流し込むのが最高の食べ方です。
セネガル版のカレーライスに似たマフェ、ハヤシライスに似たチューなど
歴史の関係上、香辛料をふんだんに使った美味しい料理にありつけます。
3. 人懐っこい人々
基本、とても気さくでフレンドリーな性格です。
フランス人たちのバカンス地として人気も高いので、海外の人に慣れている印象があります。
セネガルに少し滞在すれば、すぐに友達がたくさんできます。
なぜなら、道端で出会って少し話をしただけで、彼らにとってはもう、「友達」なのです。
悪く言えば馴れ馴れしい。
でも、日本では非日常のことだからこそ、人々の距離の近さが逆にあったかいです。
そして、セネガルでは絶対に忘れてはいけない「テランガ」という風習。
日本でいう「おもてなし」に値します。
ご飯屋さんのそばを通るだけで、「来て一緒に食べなよ」と誘ってくれます。
学生だったので、ありがたいことによくタダ飯をご馳走になっていました。
困った時は当然のように助け合う彼らだからこそ、
他の国と比べ治安が安定している所以かなと思っています。
4. ビザが必要ない
日本のパスポートは最強！と言われているものの、ビザなしで渡航できるアフリカの国は
54カ国中10カ国のみ。
西アフリカに限定すれば、なんとセネガルだけ！！！！
西アフリカ各国のビザは東アフリカや北アフリカなど他の地域に比べて複雑なので
（銀行残高証明書が必要であったり、旅程表を提出したり、ホテル先の予約証明書の提出などなど）
その手続きが不要なセネガルは本当に本当にオススメです。
その他にオススメの西アフリカの国をご紹介
1. コートジボワール
コートジボワールは「西アフリカのニューヨーク」と呼ばれるアビジャンを筆頭に
西アフリカ地域で一番経済が発展している国だと感じます。
もう、ここアフリカじゃない！！！と感じることも。
近年、貧富の差が大きくなり、治安があまり良くないのが残念なポイントです。
2. ガーナ
実は訪れたことがない国ですが、オススメします！
というのも西アフリカを良く訪問している人たちは皆、口を揃えて「ガーナがめちゃくちゃいい！」とオススメしてくれます。
英語が通じるところが大きなポイントでしょうか。
まとめ
セネガルを初めて訪れたのは大学教授のお誘いで決して自分で選んだ訳ではありませんでした。
しかし、セネガルの人々の温かさや雰囲気の良さ、何よりご飯が美味しいなど
日本人でも長く滞在できるような国でした。
ぜひ、セネガルをきっかけにその他の西アフリカに足を運んで見てください！
