人生2度目のフランス学生ビザ取得を進めているmiho(@miho24_s)です。
こちらの記事では、フランス学生ビザ取得の第二ステップとなる「Campus Franceで面接を受ける」方法についてご紹介していきます。
こちらのウェブサイトで紹介する手順などは、あくまでも2024年1月時点での、筆者が行った手続きのため、参考程度でお読みください。
この記事が参考になる方
2024年にフランスの学生ビザを取得した筆者の背景は以下になります。
・2024年9月から、フランス・ナントにあるAudencia Business School（私立学校）に入学し、修士を取得予定。
・2023年に大学院を受験し、すでに学校から受入許可書を受領済み。
よって、私のブログで参考になる方は「91日以上のプログラムで、フランスの教育機関に留学する方」になります。
例えば、語学留学や音楽留学といった専門留学、博士課程など、個人留学などです。
交換留学生として留学する場合、一部申請プロセスが違うため、ご注意ください。
Campus Franceでの面接予約の方法
全ての書類がアップロード後に登録メールに面接予約の案内が送られてきます。
アカウントにログイン後、カレンダーが表示され、空きがある日時が表示されます。
また、面接場所は京都の関西日仏学館内にある「Campus France Kansai」と東京・市ヶ谷にある
「アンスティチュ・フランセ東京（INSTITUTE FRANÇAIS)」の2箇所から選べます。
Campus Franceでは、1日で面接とビザ申請を行う場合、少なくとも2時間の余裕を持った予約をするように推奨しています。
間違ってフランス大使館へ行かないようご注意ください！！
仕事の兼ね合いもあり、Campus Franceでの書類アップロード完了の通知が届いた日から1ヶ月以上後に面接予約を入れました。アップロード後すぐに、面接をしなければいけないわけではないので、非常に助かりました。
また、「予約日を変更してほしい」とCampus Franceから連絡が来たこともありましたが、余裕を持った日時で予約していたので特に問題ありませんでした。
面接の流れ
当日の面接はこのような流れで進んでいきました！
↓
受付の案内に従い、併設の図書館で座って待つ
↓
受付の方に呼ばれるので、言われた場所に着席する
↓
面接（約20分ほど）
↓
終了
Campus France Kansaiは関西日仏学館の入り口から向かって右に進み、突き当たりの左側にオフィスがあります。
オフィスといっても、左に目を向けるとデスクで仕事をされている様子が丸見えで少しびっくりします笑
早めに着いてしまったので、右側にあるライブラリーコーナーで時間を潰していました。
夕方に予約をしたのですが、「ここはフランスか！」と思うほど薄暗い（電気をつけていない）です。ただ、様々なフランス語の本に溢れているので、ウキウキして待っていました。
「そろそろ始めましょうか〜」という感じで名前を呼ばれ、特に部屋に通されるわけでもなく、お仕事をされていたデスクで面接が開始されました。
面接の内容
まず、面接で使用する言語ですが、「参加する留学プログラムによって言語が違う」ということです。
今回、大学院のプログラム、かつ授業は英語なので、面接は全て「英語」で行われました。
大学時代の留学の際は、語学学校に入学するプログラムだったので、「日本語とフランス語」でした。フランス語といっても、「あなたの名前はなんですか？」、「何歳ですか？」といった初級レベルのフランス語を聞かれますが、答えられなくても何も問題なく、ビザが発給されました。
面接の初めに、書類の確認があります。
Campus Franceでアップロードした書類一式を主に確認されます。
「書類を確認しますね！」と言われた際、「何を見せたら良いでしょうか？」と質問したので、以下の書類を題してねと言われました。
- パスポート
- 大学の卒業証明書
- 語学力の証明書
学校からの入学許可書
学校が直接、大使館へ連絡をしていたので、見せる必要はありませんでした。
無事に書類の確認が終わったら、「英語のプログラムということで、英語で面接を始めますね」といった形でアナウンスしてくれ、英語での面接に切り替わりました。
私が聞かれた内容は以下になります。
・なぜ、MBAを選択したのか
・なぜ、Audenciaを選んだのか
・どうやってAudenciaを知ったのか
・卒業後のキャリアプラン
自身が留学するプログラムに沿った質問をされると思いますが、大学や大学院に進学される方は概ねこのような質問をされるかと思います。
ただ、同じプログラムで別の学校に留学する友人はフランス語でも質問を受けたそうです。
心配な人は、準備していくことをおすすめします！
面接官が一通り、聞くべき内容を聞き終われば、「こちらで終わりです〜」とアナウンスがあり、最後にクリアファイルをいただいて終了です。
時間としては20分程度でした。
面接で心掛けておくこと
面接で心掛けておいた方が良いことは3つあります！
- 志望動機に記載した内容をしっかりと見直し、当日も自身の言葉で話せるようにする
社会人になると、高校卒業した年や大学に入学した年など、意外に忘れがちなので、改めて見直しておきましょう。
また、予想される質問（なぜ、その学校を選んだのか、なぜ、フランスなのかなど）は予め回答を作っておくことをお勧めします。 - Campus Franceでアップロードした書類は全て持っていく
アップロードしたすべての書類を確認されたわけではありませんが、面接予約時のメールでは「面接には、オンラインフォームに添付した全ての書類の原本をお持ちください。」との記載があります。
すべて持参しましょう。
原本がない場合、コピーで問題ありません。また、確認が必要だった書類はすべて手元に戻ってきます。 - 面接のはじめと終わりに挨拶をする
当たり前ですが、緊張していると当たり前のことが言えなかったりします。
「お願いします」、「ありがとうございました」だけでも、印象は違うはず。挨拶がなかっただけで通らないということはありませんが、お互い気持ち良く終わることができるはず。
終わりに
私の面接官は10年以上、大使館に働く方で、面接終了後にビジネスレベルでのフランス語の勉強方法などをざっくばらんにお話しいただき、とても楽しい面接でした。（楽しい、という言葉が適切かどうか不明ですが…）
改めて「フランス語でのキャリアを開くために、さらに勉強を精進すぞ！」という気持ちでいっぱいになりました。
しっかりと準備を行い、面接に臨みましょう！
ある程度準備していれば問題ないので、準備はしっかりとしておきましょう。