TGVを使ってフランス国内外を移動していたmiho(@miho24_s)です。
パリだけでなく、マルセイユやリヨン、ボルドーなど魅力的な地方都市がたくさんあるフランス。
パリ観光の次にトライしたいのが地方都市ですが、フランスの高速鉄道TGVを使った旅行が便利です。
また、環境意識の高いフランスでは2023年5月23日より、高速鉄道(TGV)で2時間半以内で移動可能な代替手段がある国内航空路線を禁止する法律を施行し、ますます鉄道移動の必要性が高まってきました。
そこで今回は、初心者の方にもおすすめなフランス鉄道SNCFの公式予約サイト・SNCF Connectを使った購入方法をご紹介します。
目次
フランスの鉄道の基本的な情報
最初にフランスの鉄道について知ってほしい基礎知識を紹介します。
①TGV(高速鉄道)とTER(普通列車)がある
列車を検索すると列車の種類にTGV(TGV inOuiやOUIGO)、TERなどが表示されます。
TGVは高速列車で比較的長距離を走り、TERは普通列車や快速列車にあたります。TGVは座席指定が必要で、TERは座席指定がありません。
TGVは便や時期により値段が違なるダイナミックプライシングを採用しており、また早割料金があります。TERの運賃は固定で割引はありません。
②運休になることがある
フランスでは頻繁にストライキが発生し、鉄道の運行が停止します。特にSNCFはストライキによる計画運休が多い印象。
日本人はストライキというと暴動のようなものを想像しがちですが、フランス人にとってストは日常茶飯事なので、淡々と計画的に実行されます。SNCFでは、基本的に前日までには、運行状況が公開されることが多いので、現地へ行って慌てないように公式サイトで常に確認しておくことが重要です。
③乗り継ぎの時間に注意
乗り継ぎが必要なチケットを購入する際、余裕のある接続チケットの購入をお勧めします。
TGVが遅延することは多く、また日本のように速度をあげて遅延を巻き返そうということはいっさいありません。少なくとも1時間は接続に余裕がある便を購入することをお勧めします。
TGVの座席は1等席 vs 2等席
どのようなタイプで旅行するかで分かれてきますが、お金に余裕がある場合、できる限り1等席をおすすめします!
1等席の方が良い方
▶︎大きなスーツケースをもって移動するや子連れである方
▶︎長時間移動(3~4時間以上)である方
1等車は大型手荷物も1個は無料、キャビン用ケースと身の回り品も含まれるので安心です。
荷物スペースもしっかりとってあり、もしもの時は座席付近にも置けそうです。
また、1等席の場合、座席指定は無料で、急な便の変更なども無料で行うことができます。
2等席の方が良い方
▶︎できる限り安く乗りたい方
▶︎長時間移動(3~4時間以上)でも体力があったり、狭い空間になれている方
2等車だとスーツケース等の大きな荷物は1つ5€必要、座席を指定したい時は座席タイプによって指定料がかかる(3€〜)というネックがあります。
また、乗客の多い2等車では荷物置き場が充分でなく、スーツケース置き場を探し求めて右往左往した経験も。結構、戦場です。

SNCFでのTGVチケットの購入方法
それではここからTGVのチケット購入方法を紹介します!
①SNCF公式サイトにアクセスします。
英語やスペイン語、中国語はありますが、日本語はありません。
また、スマホのアプリから使用したい場合、会員登録をしておくと便利ですが、会員登録しなくても購入可能です。
②情報を入力し、チケットを探す
公式のトップの「Book a train ticket」をクリック。もしくは、サーチエンジンで行きたい場所を入力する。

以下の入力画面に飛ぶので、「Departure」に出発場所(例:Parisなど)、Arrivalに到着場所(例:Lyonなど)を入力する。

出発日(Outbound)と到着日(Return)の日付を選択する。
また、デフォルトで30~59歳の一人がチケットを購入するという形式になっているので、人数を追加したい場合は、追加していく。
ペットや自転車を伴う場合はここで選択する。

年齢やハンディキャップを持っているかなど、乗車する人の情報を追加したり、修正することが可能。
0~3歳で席を使用しない場合は無料。また、4~29歳は通常よりも少しお手頃なお値段で乗車できるので、しっかりと情報をいれましょう。

プロモーションコードを持っている方はここで入力。「See prices」をクリックして、次の画面へ移ります。

③チケットの種類と便を選択する
時間が表示されるので、好きな便を選択。
左側(値段が安いもの)が2等席、右側(値段が高いもの)が1等席です。

自身が購入したいチケットを選択。今回は通常の1等席を選択してみます。

1等席は座席を無料で指定できるので、指定方法について選択。
自動振り分けや友人の隣などがありますが、私はマップを見ながら席を選択したいため、「Select your seat from the seating chart」のラジオボタンをクリックし、「Select your seat」をクリック。

上部の電車の形になっているところで、白い箇所から号車を選択。灰色は選択できません。
下記の画像では、上に登るマークと下に降りるマークがあり、2階建の電車を意味します。
青い星マークを選んでいるこのシートのマップは下の階の席です。
シートが並んでいるマップから座りたい座席を選択すると、赤くなります。灰色の箇所は選べません。
また、どっち向きが進行方向か当日までわからないことも注意が必要です!
選択し終わったら、「Confirm selection」をクリック。

④支払いを行う
選択し終えるとトータル金額が表示され、またレンタカーやホテルを一緒に予約しないかと勧められます。
必要がなければ下にスクロール。

「Continue」を押して、支払い画面へ進む。

選択しているTGVの便と座席(1等席のみ選択可能)が表示されるので、確認。
また、急なキャンセルなどを保証する保険を6.10€でつけられるので、つけるかどうかを選択。
問題なければ、右側に表示される「Continue」をクリック。

チケット使用者の情報を入力。名前、誕生日、メールアドレス、携帯番号です。
また、チケット購入者のアドレスを入力。
入力し終わったら、右側に表示される「Confirm and pay」をクリック。

支払いが完了したら、先ほど入力したアドレスに以下のメールが届くと購入完了。
PDFのe-ticketがついているほか、アプリだとQRコードが表示されます。

出発時刻の20~30分前には駅に到着しておこう!
日本の新幹線とは違い、出発の2分前(たまに5分前)にはドアが閉まってしまい、チケットを持っていても乗車できませんので、早めに駅に着いておきましょう。
また、プラットフォームの番号は出発の15分前にならないと表示されません。
なので、慌てず表示されたらすぐに乗れるように準備しておきましょう。
TGVを活用して様々なフランスの都市に赴いてみよう!
以前は購入しにくいサイトですが、SNCFも少しずつ改善してチケットを購入しやすいサイトになりつつあります。
ぜひ、フランスの旅が決まったら早めにTGVチケットを購入し、楽しい旅にしてください。
1等席の方が民度も高くておすすめです。