紆余曲折ありながらもStudapartで部屋を無事に契約できたmiho(@miho24_s)です。
以前ブログで紹介したように、学生が部屋を借りるためには色々な方法があります。
筆者も様々な方法で契約を進めていましたが、Studapartでの検索がとても便利&安心して契約を結ぶことができました!
そこで今回は、Studpartで契約してみた所感やメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
目次
Studaprtとは
Studapartとは、フランスの約412都市・10万件以上の賃貸部屋やシェアハウスを掲載しているプラットフォームです。
150のフランスの大学・学校と提携しています。
メインは学生ですが、新入社員向けの部屋もいくつか掲載されていて、利用することが可能です。
学校が提携しているだけあって、外国人留学生にとってハードルが高いものをStudapartが代わりに対応してくれます。
Studapartのメリット
- 英語で会話が可能なので、フランス語が苦手でも契約することができる
一部のオーナーさんはフランス語のみとなっている場合もありますが、翻訳などを利用して頑張ってくれます!
また、48時間以内の返信を保証してくれています。 - Studapartがオーナーの信用度を調査し、保証している
ローカルサイトで探していると詐欺物件に引っ掛かることもちらほら。しかし、Studapartが事前に調査しているため、詐欺物件はありません。
また、直前のキャンセルなど予期せぬことが発生した場合、Studapartが代わりに物件を探し、提案してくれるようです。 - Studapartが保証人の代わりになってくれる
フランスで部屋を借りる際に大きな問題となるのが「保証人」。物件によってStudapartの保証人サービスが使用できないものもありますが、有料でStudapartが保証人になってくれる便利な機能が付いています。 - 住宅保険やガス、電気などの開通サービスを受けられる
- 60以上のお店のクーポンをゲットできる
IkeaやFnacなど、お得なクーポンをゲットすることができます。
一方、デメリットかなと感じる点もあります。
Studapartのデメリット
- 仲介手数料が発生する
いわゆる、不動産プラットフォームなので、契約を結ぶ際に仲介手数料が取られます。物件によって金額はまちまちです。
私の場合、約10万円(契約先の家賃ほどの値段)を手数料として取られました。 - 課金すればするほど、優先して契約を進めることができる
課金するとプレミアム会員として登録されるため、オーナーの目に留まりやすくなります。 - 微妙な写真しかない場合、運に任せるしかない
学生向けアパートの場合、一部分の部屋の写真をどの部屋も同じような感じであるかのように掲載している場合があるため、写真と違った部屋なんてことも。
事前に確認できない分、これは運に任せるしかありません。
私が契約した部屋もバスルームの写真が掲載されていないため、不安で不安で仕方がないです笑
Studapartで部屋を契約するまでの流れ
アカウント登録
まずはアカウント登録を行います。
Studapartにログインして、右上の「My Account」をクリックします。
FacebookやGoogleアカウントを持っていれば連携させることで簡単にアカウントを作成することもできます。
(連携させても、Facebook上に表示はされません。)
SNSと連携させない場合、ページの下の方にある「Tenant sign up」からアカウントを作成することができます。
プロフィール作成
アカウントを作成後、プロフィール作成をおこないます!
このプロフィール作成は、家を契約する際に大家さんたちが重要視する箇所ですので、できる限り充実させることが重要になります。
右上のアイコンにカーソルを持ってくると、メニューが表示されるので、「Rental Record」を選択し、編集します。
記入情報は以下になります。
- 自分の写真(なるべく顔がはっきり写ったものを選びましょう!)
- 性格や希望している家賃などの個人情報
- パスポート写真
- 入学許可書や学生ビザなど滞在する理由となる証明書
→社会人の場合、労働契約書など働いている証明書を掲載しましょう。掲載は必須ではありませんが、大家さんの信用度が上がり、部屋が借りやすくなります。 - フランスでの保証情報
フランスで家を探す際、フランス在住の保証人を立てる必要があります。
海外留学生でフランス在住の保証人を立てることはかなりハードルが高いです。
Studapartでは有料で代わりに保証人になるサービスを提供しており、約2万円ほどです。(2024年1月現在)
支払えば、Garanteed Accountが表示され、大家さんも優先的にメッセージなどを確認してもらえる確率が高くなります。
Studapartの保証制度の良さがあまり分かっていなかったので、Studapartと似たようなサービスを提供している「GarantMe」を登録して、プロフィールに記入していました。
GarantMeは登録時に保証書を無料で発行してくれ、賃貸契約が成立時点で保証料を支払う制度になっています。
Studapart以外のサイトを使用して賃貸も探していたので、私にはぴったりでした。
借りる部屋によっては、指定の保証サービスしか受け付けない大家さんもいるため、最初に確認しましょう。
特に何もなければ、返却されるようです!
大家さんから見えるプロフィールはこのような感じになります。
自身のこと(プロフィール)については英語とフランス語を準備!
みなさん、こんにちは!
私は日本の大阪に住んでいるミホです。
2024年9月からAudenciaのMBAに進学する予定で、勉学に集中できる快適な部屋を探しています。
私は静かで、几帳面、礼儀正しい人物です。また、非喫煙者です。
趣味は国内外旅行や読書、美味しいレストランを見つけること、そして友達と美味しいご飯を食べて過ごすことです。
大阪でデジタルマーケティングのスペシャリストとして働いています。(7月末退職予定)
職務経歴は約8年です。
Bonjour à toutes et à tous !
Je m’appelle Miho XX (Ms.) et j’habite à Osaka, au Japon.
Je serai étudiante à Audencia (International MBA) à partir de septembre 2024 et j’aimerais donc trouver une chambre agréable pour me concentrer sur mes études.
<Ma personnalité>
Je suis calme, ordonnée, polie et non fumeuse.
Mes hobbies sont : voyager (national/international), lire, trouver des bons restaurants et profiter d’un bon repas avec mes amis.
<Mon parcours>
– Je travaille à Osaka en tant que spécialiste du marketing numérique (je prendrai ma retraite à la fin du mois de juillet).
– Mon expérience professionnelle est d’environ 8 ans.
——
Hello everyone!
This is Miho XX (Ms.) from Japan.
I will be an Audencia student (International MBA )from September, 2024 so I would like to find a nice room for consentrating on studying.
<My personality>
I am quiet, tidy, polite, and non-smokers.
My hobbies are; Traveling (Domestic/ International), Reading, Finding nice restaurants and enjoying a good meal with my friends.
<My background>
– I work in Osaka as a digital marketer (My retirement will be the end of July).
– My working experience is about 8 years.
良いと思った部屋に申し込みをする
プロフィールがあらかた完成したら、気になる部屋にどんどんアプライします!
右あたりに「Submit an application」と記載されたボタンが表示されているので、それをクリックするとStudapartを通して、大家さんにリクエストされます。
日本のように律儀に回答を待ってから次の家にリクエスト…としていると、良い物件はあっという間になくなってしまいます。
同時並行で2~3件、リクエストしながら大家さんからの連絡を待ちましょう。
申し出の内容に合意する
アプライすると下記のようなメッセージボックスが出現し、対応者とメッセージ上でやり取りがあります。
(必要に応じて、電話がかかってくることもあります!)
対応者から部屋の形態や部屋の大きさ、入居日、滞在期間、家賃が記載されているPropositionが送られてきます。
部屋によっては予定日よりも前に入居開始をしてほしいと連絡されることもあります。
その提案に了承できるのであれば、了承します。
Booking Feeを支払う
了承したらBooking Feeの支払いに移ります。
メッセージ上に、Booking Feeの支払い先リンクが送付されてくるので、期日までに支払います。
私はクレジットカードで支払いましたが、セキュリティが発動して、ロックがかかり、支払いに少し手間取りました。
このBooking FeeはStudapartの仲介料みたいなものです。
私の場合は、この仲介料に合わせて、預け金(日本でいう敷金)を支払いました。
金額や保証金の支払い有無は借りる部屋によって違いますが、筆者の仲介料は約1ヶ月分の家賃ほどでした。
これがとても高い!!!!と言う方も多いのですが、これは運営に必要なお金で、かつ利用者が支払うおかげで、
Studapartが掲載情報をよく精査しているとのことでした。
ここまでがStudapart上で行う作業になります!
契約書の確認とサインを行う
Booking Feeを支払い後、大家さんと直接、契約(契約書の確認とサイン)を行うことになります。
契約書は絶対にフランス語なので、フランス語じゃなかったら詐欺です。
フランス語に疎い場合は、フランス人の知人などに確認してもらうのが吉です。
筆者の場合、入居日に契約書の確認とサインを行い、入居月の家賃を支払いと言われています。
この辺りは、大家さんとしっかりと確認してくださいね。
海外での家探し=想像の何百倍も大変!
個人的な教訓としては、1人では最善な情報収集もできなければ、最善な判断も下すことができないということを学びました。
友人が居る土地ではなかったのですが、ネットのおかげで現地に住む日本人の方や日本人留学生をサポートしているフランス人に出会い、なんとか部屋を借りることができました。
この記事が少しでもスムーズな家探しのヒントになればと思います。